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祈りと医療の接点
2012 / 11 / 04 ( Sun )
 昨年の大震災は、「いのち」や「絆」という言葉と共に「祈り」という普遍性をもつ言葉に私たちを改めて出会わせてくれた気がします。

 最近、「祈りースピリチュアリティと科学の統合」というラリー・ドッシー博士の講演を聞き、アメリカでの統合医療の世界に「祈り」という要素が、インパクトをもってとりいれられていることに驚きました。
 私は、6,7年前に来日した、米国のトランスパーソナル心理学会の会長のデービッド・ルコフ博士のワークショップに参加した時、博士が「米国では、自分たち臨床心理の専門家の意見を取り入れて、既にすべての病院で、患者が最初に書き込む問診表の中に『スピリチュアリティに関して話題にしてよいか』を問う質問が入っていて、Noと書いた人には話題にしないが、Yesであれば、宗教に限定されない形で、医師が話題にしています。」と言うのを聞いた時にも驚いたのですが、そのことを思い出しました。

 ドッシー博士は、自分が西洋医学の医師として、「祈り」の力に関心をもったのは、1988年に発表された研究論文を読んで以降だと言われました。心臓病患者に、本人には知らせずに、誰かが「治るように祈る」グループと「何も祈らない」グループとの比較をしたところ、祈ったグループの患者は祈らなかったグループの患者より経過がよく、早く退院できたという研究です。本人が自分のことを祈ることで、実際治癒が起こることは十分理解できるが、第三者が祈ることによる癒しの有効性に、医師として関心をもたれたそうです。実は、この米国での研究は、私にとっても印象深いものです。私が15年前に英国のブリストルがんヘルプセンターの研修を受けた時、医師のロージー・ダニエル先生が講義中にこの研究を紹介され、その時の学びは、私がバッチフラワーをさらに学ぶきっかけにもなったからです。

 ドッシー博士は、「人間の身体を機械のようにみた時代から、心身医学の時代を経て、今はさらにスピリチュアリティが医療に加わる時代になってきています。『祈り』のもつ力について、昔は懐疑的な人が多かったのですが、看護師が培養皿においた骨芽細胞にセラピューティック・タッチを行った実験での結果が、科学的な厳密性をもったものとして発表されたり、動物・植物を祈る対象とした実験結果が発表されてきて、プラシーボだけでは説明がつかなくなっています。私が、1993年に『癒しのことば』という本を書いた時には、125校ある医学校の3校しか興味を示さなかったこの分野の研究を、今では90以上の医学校がカリキュラムに採用しています。私たちのような医師は、もはや少数派ではなくなってきています。」と言われました。
 さらに、祈る時に「指示型の祈り(directed prayer)」より、 「非指示型の祈り(non-directed prayer)」のほうが効果があるという結果を得たスピンドリフト研究所の研究や、「過去に遡るヒーリング」という英国での敗血症患者数千名に対して行われた研究などに触れ、科学的調査データに基づいた意識と自然治癒の研究の第一人者で、科学雑誌の編集もされているドッシー博士ならではの貴重なお話をされました。上野圭一さんとの対談では、「医学は科学の一分野とされているが、人間を対象にしているので、科学だけではおさえきれない。科学はどんどん発達し、物理学の進歩は著しいが、最新の物理学で分かってきていることが医学に反映されるには、医学の側が追いついていない。遅れている医学に、スピリチュアリティや祈りによる癒しの研究が追いついていく途上に、現在ある。」という内容も話され、大変興味深く思いました。

林サオダ
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まとめ【祈りと医療の接点】
 昨年の大震災は、「いのち」や「絆」という言葉と共に「祈り」という普遍性をもつ言葉に私たちを改めて
[2012/11/15 17:28] まっとめBLOG速報
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